繊維・チューブ・ワイヤー専用のプラズマ表面処理装置を開発

当社は、繊維・チューブ・ワイヤー専用の表面処理装置を開発しました。細く柔らかい繊維から、薄肉チューブ、さらには金属ワイヤーまで、素材を傷めることなく高精度なプラズマ処理を実現します。

 

従来、摩擦や熱に弱い高機能繊維や極細チューブへの表面処理は困難とされてきました。しかし、釣り糸メーカーとして培った独自技術を応用し、均一で高密度な大気圧低温プラズマを用いることで、熱や放電による損傷を抑えながら表面改質を可能にしました。処理後も素材本来の物性を維持しつつ、高い改質効果を発揮します。

 

解決できる課題の一例

• 樹脂コートとの密着性不足による耐久性低下

• 濡れにくくコーティングが難しい素材の表面改質

• 親水化による塗装ムラ改善・品質向上

• 塗膜の密着不良による歩留まり悪化の解消

この装置は、糸やチューブのように全方向から均一処理が求められる素材に対応し、大気圧下で搬送しながら全周処理が可能です。対象物のサイズ・処理本数・処理長さ・搬送方式など、用途に合わせたカスタマイズ提案も行います。

 

導入前テストのご案内

まずは素材や用途に応じたテスト処理からご相談いただけます。処理可否の確認、処理前後の物性変化の測定、量産性の評価など、導入前の不安を解消するサポートを行っております。

 
詳しくはこちらをご覧ください。
繊維・チューブ用プラズマ処理装置　DFMJN-FiberTreat-SUN
https://plastas.sunline.co.jp/brand_lab/product/1931/