春爛漫の片倉ダム２日間で100本キャッチ。高橋洋一

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春爛漫の片倉ダム２日間で100本キャッチ。高橋洋一

2019.4.24

2019年4月20日、21日と片倉ダムへ1.5日釣行。

久しぶりに大寝坊をし、起床したのは7時半頃。特に焦ることもないので、のんびりと準備を済ませ片倉ダムへ向かう。途中、食事をしたり洗車をしたりとのんびりにも程があるほどゆっくりと向かい到着したのは11時。午後12時半ごろ出船となった。

1日目

ボートの準備をして済ませ出発すると水は本来のクリヤーに戻り、水温は18℃を超えている。
スポーニングの目安が15度というのが常識だと思うのだが、結構勘違いされがちなのは安定した水温15度が目安なのであって、水温のふり幅がある15度では人間が考える程季節は進行しない。

シャローをざっと見て回ると岸側では鯉やヘラブナがハタいており、とても騒がしい。こういった状況ではバスもハタキに遠慮（？）して岸側にはクルーズしなくなる。そういう状況ならばチャネル隣接の立木にサスペンドやクルーズする傾向がありそういったポジションをライトリグやビッグベイトを使い釣っていくことにした。

カレントの効いたアウトサイドベンドのチャネルエッジ側にある立木を撃っていくとすぐに答えが出た。ビッグベイトをドリフトさせながら立木に置くようにスライドさせると下から黒い影がスーっと近づきBMSアザヤカがスーっと動いてくようなアタリ。

ファイトをしているとワラワラ湧いてくる。どうやら相当数のバスが沖でフィーディングしているようで、そこからはスイッチが入ったように30～40センチまでの個体がワンキャスワンヒットで入れ食いモードへ突入。釣れ方が春っぽく、スポーニング前の荒食いといった印象だ。

そこからは各エリアのスポーニングエリアを控えた同じようなロケーションを釣っていき12時出船から半日でMAXサイズが43センチまでだったものの、55本をキャッチと春爛漫の釣果だった。

２日目

2日目は朝から出船。水温を確認すると14.3度と前日より4度ほど落ちている。これが前述した“水温のふり幅”で水温が4度も変動すればスポーニングに入る「安定した15度」ではなくスポーニング直前という状態だと確信が持てた。

初日に回った中流～上流域ではサイズが出ないと考え水量があり、水温の平均水温が高いと思われるダムサイト附近に的を絞りベンドしない長いストレッチを流していく。見えバスもチラホラと見え、時間を追うごとにバスの量が増えていく。この時期は水温の上昇と共にバスが浮いてくる傾向があり、12時~14時頃が時合いだと考えながらスポットを回っていった。