「価格据置き?!激安釣り糸に、なぜプラズマ処理をしても儲けが出るのか?」:サンライン -SUNLINE-
2022.2.3

PLASMA

「価格据置き?!激安釣り糸に、なぜプラズマ処理をしても儲けが出るのか?」

SURTECH2022 表面技術要素展  出展者プレゼンの様子を一部公開中

 

株式会社サンラインのプラズマライズ事業部は、2022年1月26日(水)~28日(金)に東京ビッグサイトで開催されたSURTECH2022 表面技術要素展に出展しました。

SURTECH出展者プレゼンにて講演を行った様子を、一部ご紹介いたします。

 

▼ 動画(YouTube)

 

【概要】

2010年、釣り糸の国内トップシェアであるサンラインは新たなステージを模索していた。 現代の釣り糸は、対象魚や釣り方によって、ユーザーが要求する特性が多様化している。ニーズに応える為、様々なコーティングや薬品処理等の表面加工を施してきたが、市場はコモディティ化が進み、差別化が困難であった。そこで、表面を自在に改質できるプラズマを利用して、独自のプロセスと商品開発に着手した。 大気圧低温プラズマは真空容器不要のため、既存工程に組み込み易く、減圧プラズマでは困難だった大型・長尺の物体や熱に弱い物質を、連続的にプラズマ処理できる。このような利点を生かして、半導体関連や液晶パネルなどの製造工程に利用されているが、釣り糸のような一般消費財への利用は、コストが折り合わなかった。 なぜ、激安の釣り糸にプラズマ処理をしても儲けが出るのか。弊社が大気圧低温プラズマの工業化・商品化に成功した理由を紹介する。

 

【スピーカー】

株式会社サンライン

プラズマライズ事業部

主任 松尾

 

【講演者プロフィール】

2016年4月入社。開発部で表面観察や化学計測などの分析業務を担当。商品開発においては人の感性の定量化する「感性工学」を担当し、色感質感研究会で研究発表を行った。2020年よりプラズマライズ事業部に所属。プラズマ処理に関する開発・分析を担当しながら、デジタルマーケティングなど営業ツールの開発にも携わっている。趣味は美容で、プラズマを利用した美容プロセスを画策している。

 

 

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