義手製造に革新!プラズマ技術を開発:サンライン -SUNLINE-
2024.7.9

PLASMA

義手製造に革新!プラズマ技術を開発

プレスリリース

 

義手製造に革新を起こす大気圧低温プラズマ技術を開発

シリコーンゴムの接着性を飛躍的に向上

~サンラインと愛和義肢製作所が共同開発した新技術~

 

 

釣り糸等繊維の製造・販売を行う株式会社サンライン(所在地:山口県岩国市玖珂町1600-21、代表取締役 社長:梶尾 延行)と、義肢の製造を行う株式会社愛和義肢製作所(所在地:東京都練馬区栄町19-4、代表取締役:林 伸太郎)は、大気圧低温プラズマを利用した義手製造技術を共同開発しました。

 

共同開発した義手製造技術は、シリコーンゴム製の義手の表面に大気圧低温プラズマを照射してプラズマ処理する新技術で、義手を身体に固定するための面ファスナーの接着強さを約10倍以上向上させました。義手の耐久性を向上するだけでなく、プライマーなどの薬液処理や研磨などの下地処理を削減することで、義手製作を担う義肢装具士の作業環境を改善しました。

 

今後、義肢装具への実装アプローチに向け、東京電機大学 大西 謙吾教授の主導のもと共同研究を準備中です。義肢装具の安全向上や義肢装具士の環境改善に広く貢献するため、株式会社サンラインは義肢装具製造用の大気圧低温プラズマ装置を発売する予定です。

 

 

▼詳細については、以下のリンクにてご案内しております。ぜひご覧ください。

https://plasma.sunline.co.jp/case/1592/