PLASTAS
共著者:JAXA・東京大学・サンライン
2025年11月27日 に札幌コンベンションセンター(札幌市)で開催された「第69回宇宙科学技術連合講演会」にて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)・東京大学大学院理学系研究科地殻化学実験施設・株式会社サンライン プラスタス事業部が合同で行った研究成果「LUPEX後継機搭載に向けた水資源探査用LP-LIBSの開発状況」について発表されました。
月極域水資源の将来的な実利用に向けて、水の分布・量の把握が不可欠である。
水の存在量および周辺地質試料の化学組成分析において、迅速・遠隔測定を可能とする減圧下レーザー誘起ブレークダウン分光装置(LP-LIBS)は極めて有用である。
本研究では、従来のH原子発光量による水の定量に加えて、OH基由来の発光を利用した新手法を導入し、実験室での評価を行った。
LUPEX後継探査機搭載を目指し、小型・高性能化に向けた装置開発状況を報告する。
〇与賀田佳澄 (宇宙航空研究開発機構)
相田真里 (宇宙航空研究開発機構)
宮原秀一 (宇宙航空研究開発機構)
水津啓太 (株式会社サンライン)
松尾茉美 (株式会社サンライン)
平田岳史 (東大院理・地殻化学実験施設)
https://smartconf.jp/content/sstc69
https://www.exploration.jaxa.jp/program/lunarpolar/index.html